今日は久しぶりに

2019-08-20

人は頭ではわかっているのにそれを制止してまでしてしまうことがある。正確に言えばそんなことその場では考えていないわけだが。
無論、その発言自体に意味は全く無い。ただどうしようもなく湧いてくる感情に流されてしまうだけなのだ。
「……なんて数だ。」
誰に言ったわけでもない。言う必要もない。この場には、俺と口もきけないモンスターだけなのだから。
嫌な汗が額をじわりと濡らす。無意識ながら左手に持っていたローアに力が入るのがわかった。なんとか気持ちだけはと目の前のモンスターたちをぐっとにらめつけるが、蠢くそれらを前にしてを目にして動揺は隠せずにいる自分に腹が立つ。
加えて言えばあの表情にも、だ。こんな時でもなければ愛くるしいと言い兼ねないだろう。そう……こんな時でもなけりゃな。
俺はふうと深呼吸をすると、右手で背中に掛けてある弓矢に手を掛け、それを素早くローアに装着する。
「討伐合計数、999体……早く終わらせるか。」
放たれた弓矢はヒュンと風を切り、一番近くにいた案山子に命中していた。




というわけで今日は久しぶりの案山子狩り。
なんだか気分が乗っていたのでちゃっかりLVもあげてきました。これでLV54に。
ヘクラーが早く装備したいです。

最近になって気付いたことがあって、石弓の人口って弓師と比べると圧倒的に少ないと思っていたんですが、逆なんですね。ずっと石弓=過疎だと思ってた……だから石弓を始めたのにこれじゃ…。


END